雪国にはある種の「力強さ」のようなものを感じます。 厳しい冬の寒さや、時に除雪をしても追い付かないほどに降り続ける雪との闘いは、一冬に僅か数回しか雪が降らない関東平野の街で生まれ育った私には想像も出来ない大変さがあるのだ […]
イッシュウカン|issuecan
〈犬島精錬所美術館〉「在るもの」が息づく場所。 – 小さな島は僕らに語りかける
宝伝港を出発した小型の旅客船「あけぼの丸」は港の防波堤を越えた途端、エンジンを唸らせながらぐんぐんと加速してゆく。3キロほどしか離れていない犬島には僅か10分ほどで着いた。 ▲宝伝港から犬島までの距離は3キロにも満たない […]
〈シネマ尾道〉街に映画館があるだけで。MIDNIGHT ISSUECAN #01
本日から新連載として「MIDNIGHT ISSUECAN」始まります。イッシュウカンがお届けする眠れぬ夜のお供。食後のコーヒーを啜りながらついつい話たくなってしまうような雑談的なコーナーです。第一回は僕が出会った広島県尾 […]
〈広島県 尾道市〉 この街が迎える朝を知りたくて。/ISSUE 009
旅先で迎える朝はどうしてあんなにも魅力的なのだろう。しんとした空気の中、生活の息遣いだけが聞こえる街もあれば、行き交う人々のエネルギーに満ち溢れた街など、それぞれに違った雰囲気を持っている。 日常に忍び込み、自分があたか […]
〈かえるとイルカ〉イッシュウカンの取材手帖-5ページ目
瀬戸内国際芸術祭2022の夏会期もまもなく終了ですね。まだ9月29日(木)からの秋会期はこれからですが皆さんは瀬戸芸2022はもう行きましたか? 今回は夏会期参加の際に良き出会いがあったので、その話とそこで手にした戦利品 […]
〈香川県 直島町〉 暮らしとアートが寄り添う島。/ISSUE 008
今回の旅では、多少高くついても早くて便利な旅客船だけで島々を移動していた。前回の瀬戸芸では全てフェリーだったこともあったからだろうか、どうにも物足りない気がしていたのだ。 宅配便のトラックや、軽トラが次々と船内へと吸い込 […]
〈GateCAFE〉イッシュウカンの取材手帖-4ページ目
日々の暮らしの中でふと、無性に旅に出たくなる事があります。とは言え仕事やお金のことを考えれば、気の赴くままに好き勝手に出掛けるというわけにもいかないものです。 それでも“なんとか旅先のまちを感じたい!”という時には、地域 […]
〈岡山県 宇野〉 記憶と生きる連絡船の街。/ISSUE 007
瀬戸内海の各島々への移動手段は本州・四国からのフェリーか高速船が中心だ。岡山県玉野市宇野の街にある宇野港にもフェリーターミナルがあり、かつてより宇野の街は「連絡船の街」として栄えてきた。そして今なお本州と四国を繋ぐ重要な […]
〈小豆島 手延そうめん・島の光〉イッシュウカンの取材手帖-3ページ目
数年前までは“うどん派”でした。そうめんより蕎麦、蕎麦よりもうどんだと思っていましたがここ数年、夏の暑い時期に食べるそうめんの良さに気が付いたのです。 小豆島に行ったなら是非ともそうめんを買わねばと思っていました。 小豆 […]
〈香川県 土庄町・小豆島町〉島の伝統と進化にふれる。/ISSUE 006
土庄港から坂手港へ向かうべく、港の目の前にある乗り場でバスを待っていた。そう待たずにやって来たのは、車体全体が“オリーブ色”に塗られた何とも可愛らしい路線バスだった。 小豆島は瀬戸内海の中で、淡路島に次いで2番目に大きな […]