カルチャー

〈フジロックフェスティバル 2023〉今年も迫る音楽の祭典。去年の夏を振り返って MIDNIGHT ISSUECAN  #07

まもなく5月も終わり、気温もグッと上がってきましたね。
梅雨前だっていうのに最近は雨の日も多いし嫌になっちゃいます。

ただそれは夏が迫っている証拠でもあって、そうなると夏の楽しみを妄想せずにはいられません。

夏の楽しみ…。

今年は何をしようかと考えるとやはり例のアレが浮かぶわけであります。

例のアレ、そう夏フェスです。

去年の僕はイッシュウカンが始まった事もあり、サイトの整備やら取材やらコラムを書くやらで割とばたばたしていたのですが、
なんだかんだでしっかりと遊びも満喫していました。

音楽と雄大な自然が作り出す非日常

▲ 新潟県湯沢町にある苗場スキー場で毎年3日間開催される国内野外フェスのパイオニア「フジロックフェスティバル」。

友人と参戦した去年の「フジロック」は初日のみでしたが、最高の休暇となりました。

夏フェスって広いスペースが必要なこともあって都心から離れた場所で夜通し開催みたいな感じなので結構体力の消耗が激しいんですけど、
かなりの非日常感が味わえていいんです。

特にフジロックは新潟の山奥まで行かなきゃならないので「行きは良い良い帰りは怖い」な訳ですが、
大自然のデトックス効果が身体の消耗を補ってくれます。

▲ 色鮮やか会場のセットと豊かな自然も大きな魅力。気温も涼しく夏でも快適に過ごせます。

森の中で心地良い風と音楽に揺られながらご飯を食べたり、飲み物を飲んだりと自由気ままに過ごすのは最高のリラックスタイム。
途中で疲れたら近くの銭湯でサッパリすれば夜までだって遊べちゃいます。

それにやっぱりご飯が美味しいんです。いわゆる“フェス飯”ってやつですね。

もはやこっちがメインかもなフェス飯

▲ 夏フェスの定番「フェス飯」が身体の疲れも吹き飛ばす。

個人的には「大自然の中で音楽を楽しむため」に行ってる訳ではなくて、
「“食べたり飲んだりしながら”大自然の中で音楽を楽しむため」というのが正解。とにかく食べたいのです。

有名どころで言えばやっぱり「元祖越後もち豚」。
もち豚の串焼きはもはやフジロックの名物。でも丼もめちゃくちゃ美味しいです。

他にもカレーやらピザやらかき氷やらもう種類が豊富すぎて自分の胃袋のキャパが足りないのが悲しくなるほど。

しかも深夜まで営業してくれてる店が多いので普段ならありえないような遅い時間でもばくばく食べちゃって完全にデブエットなのですが、
「せっかく苗場まで来たから」の一言でその不安も吹き飛んでいってしまうのも悪いところかもしれません。

様々なステージから流れる音楽に身を任せて

▲ キャパ5000人ほどの「フィールドオブヘブン」では「踊ってばかりの国」が演奏中だった。

散々ご飯の話をしましたがやっぱり音楽のクオリティも素晴らしいのが夏フェスの魅力。

知ってるアーティストも知らなかったアーティストもその時々で気軽に楽しめるし、新たな発見にも出会えます。

ステージも大中小様々で小さいステージでゆっくりと音楽を楽しんだり、
大きなステージで世界的にも有名なアーティストを楽しんだり人それぞれの楽しみ方で過ごせるのも良いですよね。

そんな夏フェスの季節まではもうあと2ヶ月ほど。
これからは気温が上がる度に「夏の楽しみが迫っているぞ」と思いながら過ごそうと思います。

それでは皆さん良い夜を。

text: Masato Okada

益子の春の陶器市で出会った絶品カレー

〈pejite 益子〉春の陶器市でMaruyoshiのカレーを味わう

毎年GWの季節は陶器市で混雑する栃木県益子町。

ベテランから若手作家の作品まで様々な器に出会える益子の陶器市は毎年春と秋の2回開催。コロナの影響で3年ぶり開催となった昨年に続き今年もたくさんの人で賑わいを見せていた。

今回はそんな春の陶器市で出会った素敵なお店と絶品のカレーをご紹介。

「新潟の米菓」と伝統菓子「浮き星」を味わう

「新潟の米菓」と、きらりと光る「浮き星」。MIDNIGHT ISSUECAN #05

地域のご当地お菓子で検索をしてみたり、現地のスーパーに立ち寄ってみたりすると思いもよらぬ発見や、お菓子との出会いが楽しめる。

今回は新潟の米菓と、つい見た目買いしてしまうほどにかわいい伝統菓子「浮き星」についての話。

食後のお茶菓子にもぴったりなご当地お菓子をきっかけに、旅先の食文化や、それらを未来へ繋いでいこうとする人々の想いに触れてみてるのも。

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