ライフスタイル

〈珈琲考具のコーヒーポットとドリッパー〉イッシュウカンの取材手帖-8ページ目

ここ何年かは、朝一番に眠たい目をこすりながらもハンドドリップでコーヒーを淹れています。最初は時間も掛かるし多少手間に思っていたのですが、今では日課のようなものになり、豆を切らせてしまってコーヒーを淹れられない時はなんとも残念な気持ちになるのです。

1日の始まりにバタートーストと、一杯のコーヒーがあるだけで、ホッと気持ちが落ち着きますよね。

そうは言ってもなぜわざわざ朝の忙しい時間にハンドドリップでコーヒーを淹れているのかというと、本当はコーヒーマシンを買うつもりでどの機種にするか迷っていた時に、「とりあえずハンドドリップで!」と繰り返しコーヒーを淹れているうちに「結構おいしい!」と気が付き、そのまま継続しているというわけなのです。

下村企販の珈琲考具、使いやすさと美しさにひかれる

▲抽出口の精密な加工により狙った場所に思い通りの量のお湯を落とすことが出来る。

そんな感じでなんとなく朝のコーヒーが日課になった私が使っているのは金属加工の街・新潟県燕市に本社を構える下村企販の「珈琲考具」シリーズのポットとドリッパー、それに計量スプーンです。

「美味しいコーヒーを良い道具で気軽に淹れられること」をコンセプトにしていることからも分かるように、使っていると品質・デザインの良さが実感でき、コーヒーを淹れる時間が楽しくなります。

このポットの特徴は縁から底に向かって富士山のように綺麗にスッと広がる美しいシルエットと、僅か6mmの細い抽出口です。先端は精密な加工により真下にお湯が落ちるように工夫されています。

朝の時間を心地良いものにしてくれる

▲「珈琲考具」シリーズのドリッパーはデザインが良く、実用性も高いので気持ち良く美味しいコーヒーを淹れることが出来る。

ドリッパーは細いステンレスの棒を組み合わせて円錐形にした独特のデザインです。一本一本の金属が丁寧にしっかりと溶接されており、剛性感と安定感がありながらも、軽くて取り扱いがしやすいのが特徴です。

お気に入りのコーヒー道具を使うと、ついつい豆やカップ、コーヒーミルにもこだわってみたくなるもの。自分が好きなものを揃えていくとコーヒーを淹れる時間がとても心地の良いものに変わるんです。

ついつい慌ててしまいがちな朝の時間、たまにゆっくりとコーヒーを入れてみてはどうでしょうか?

コメント

コメントを残す

*