芸術祭に行きたい…。
特に現代アートのことは詳しくないけれどなんかそれっぽいもの見て、写真とか撮りたい。
その土地の食材とか使った小洒落たご飯が食べたい。
いい感じのホテルに泊まって、お土産とかも買いたい。
水玉模様のフェリー、随分と画になる船である。
「ましおな」船の名前は船首から横書きで書くらしく、これは直島行きの「なおしま」。
芸術祭の旅行って普通の旅行とちょっと違って良いんです。
何がいいのかというと、やっぱりお祭りだから地域がすごく盛り上がってる。
きっとアートとか全然好きじゃない人もいるだろうけど、芸術祭の中でも特に来場者が多い「瀬戸内国際芸術祭」に関しては誰が行っても楽しいんじゃないだろうか。
もし、全然楽しくなかったという人がいたのなら一旦旅行の時の行程表を見せてほしい。添削して、なんならガイドもするからもう一回一緒に行こうと言いたい。
山下麻衣+小林直人の「世界はどうしてこんなに美しいんだ」。
この自転車 会期中は高松港でレンタルできたので乗りました。良い思い出。
3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」 今年2022年はその開催年にあたる年だ。
早く行きたい。
ただ仕事のスケジュールもあるから8月後半ぐらいになってしまうかもしれないなと思うと、
3年前の「瀬戸内国際芸術祭2019」を振り返りたくなった。
レアンドロ・エルリッヒの「ランドリー」。
この作品がある女木島ではガストロノミー体験もできた。
「瀬戸内国際芸術祭」は瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開催されるため、展示の範囲がかなり広い。
船での移動時間を考慮し、しっかり作品を見ることを考えると1日1島くらいの感覚で見ることになるため、過去2回芸術祭に参加しているが行ったことない島の方が多いくらいだ。
新たな島に行ってみたいのに毎回行ってしまうのが「直島」と「豊島」。
初参加の人にもおすすめの島だ。
島の率直な感想としては「直島」は万人受け。「豊島」は静かに楽しみたい人向けな印象。
「豊島美術館」内部は撮影禁止。吹き抜けになっていて風と地面を伝う水の流れを楽しむ美術館だ。
ここと「直島」の地中美術館(要予約)はマストなので必ず行ってほしい。ちなみに展示内容はあまり調べずに行くのがおすすめ。
現地での移動手段は電動自転車がおすすめ。島内を走るバスも「直島」などはある程度の間隔で来るので問題ないが、とにかく坂が多いので間違っても電動じゃない自転車は借りないことをおすすめする。
駆け足で話してしまったが、芸術祭の旅で注意すべきは船の時間くらいであとはただ作品を鑑賞して楽しむだけなので、是非3年に一度のこの機会を逃さずに行ってみてほしい。
今年は3年前とは展示内容が違うだろうけど、きっと楽しい旅になるはず。
今後は「瀬戸内国際芸術祭2022」のコラムやレポートも予定しているのでお楽しみに。
text: Masato Okada
コメント